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イギリス、ランカシャー生まれ、在住。
ストットはイギリスで最も多才で尊敬されているピアニストの一人である。
彼女はソロ・ピアニスト、室内楽奏者、レコーディング・アーティスト、音楽大学の芸術監督、教授としても活躍している。
ユーディ・メニューイン・スクールでヴラド・ペルルミュテールおよびナディア・ブーランジェに学ぶ。
その後ロンドン王立音楽院を卒業。彼女の国際的な活躍は1978年のリーズ国際ピアノ・コンクール入賞に始まり、同年ロンドンのバーゼル・ルームでリサイタル・デビューを果たした。
これまでにサイモン・ラトル、チャールズ・グローヴズ、オッコ・カム等の指揮者や世界各国のオーケストラと共演している。また、1985年以来ヨーヨー・マとのデュオのパートナーとして数多く共演し、7度の来日公演を行っている。
彼女は芸術監督としても多くの音楽祭で指導的役割を果たし、1995年にはフランス音楽を広めた業績が認められ、芸術文芸シュヴァリエ勲章を授与された。
1998年「アウト・オヴ・シャドウ」と題したフェスティヴァルの音楽監督を務めた。
また、2000年には彼女自身がマンチェスターのブリッジウォーター・ホールのために創ったフェスティヴァル「ピアノ2000」の芸術監督を務めた。
近年も、マイケル・コリンズ、イザベル・ファン・クーレン、ジャニーヌ・ヤンセン等と定期的に演奏し、室内楽奏者として発展的な活動を続けている。
また、ジュリアン・ヨゼフをはじめとする現代音楽の作曲家たちもストットに曲を献呈している。
2003年にはコンセルトヘボウがフィトキンに委嘱した新作のピアノ三重奏曲を初演。これまでにもジョージ・ロイドやマイケル・ナイマン、マックスウェル=デイヴィスのピアノ協奏曲、マークイエーツの「アート・オヴ・メモリー」、ポール・シェンフィールドの「4つの寓話」等の初演を数多く披露し、フィトキンの「二つのピアノのためのサーキット」(BBCフィルハーモニック)の初演は批評家に絶賛された。
録音はフォーレのソロ・ピアノ全作品集やショパン、リスト、ドビュッシー、ラヴェル等のリサイタル盤の他、
ジョン・ファウルズ作品集や「マラゲーニャ」「タブー」で知られるラテン音楽のレクオーナなどのピアノ曲、ウォルトン、ブリッジ、ナイマン、マックスウェル・デイヴィス等現代の協奏曲作品が多数ある。最近発表されたものだけでもケクラン作品集、シュルホフ作品集、カバレフスキーのピアノ協奏曲、小川典子とのデュオでディーリアスの作品集と精力的に取り組んでいる。ヨーヨー・マとはグラミー賞を受賞した「ソウル・オヴ・タンゴ」のほか、フォーレ、フランクなどフランスの作品を集めた「パリ〜ベル・エポック」、ジョビンやヴィラ=ロボスなどブラジルの作品を集めた「オブリガード・ブラジル」などがある。
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